セミリタイア生活の老後対策!年金はイデコ(iDeCo)個人型確定拠出年金で社会人生活並の年金を得る!
今回はセミリタイアしたとして、その老後対策について深く考えてみました。
侑(Yuu)
はい! セミリタイア生活の老後? セミリタイア生活自体が老後・定年生活みたいなものじゃないの?(笑)。
佑菜(Yuna)
うーん。 これはセミリタイアのセミ=半分の労働が、年を取って出来なくなったという意味だね。 確かに体を壊して働けなくなった時の対策もしておかないとセミリタイア計画は実行に不安が残るね。
凜(Rin)
セミリタイア生活をして体が動けなくなった老後の対策は「年金」か「不労所得」しかありません。
普通の会社員生活をしている人もセミリタイア生活をしている人も老後の対策は同じです。
普通の会社員は老後対策に「退職金」と「厚生年金」の収入で対策をします。それでも不安な人は「個人年金」に加入します。または投資や貯蓄をする人も多いでしょう。
私のセミリタ生活計画では月10万円ぐらいのアルバイト収入とスワップ金利収入で月10万円の収入を得る計画です。月10万円をアルバイトで稼ぐと会社員時代と同じ社会保険に加入できます。社会保険に加入するということは厚生年金は強制加入になります。
私はそれにプラスしてイデコ(iDeCo)個人型確定拠出年金に加入して老後に向けて対策を行います。そもそもイデコ(iDeCo)とはどんな制度か?
イデコ(iDeCo)とは個人型確定拠出年金という年金制度です。国民年金、厚生年金にプラスする年金というイメージです。
加入者が毎月一定金額を積立て、運用先を自分で選択(商品ラインナップから選択)し運用して、60歳以降に年金あるいは一時金で受け取る制度です。加入資格や毎月の積立金額の上限などは各個人の置かれた立場によって違います。ここで全てを説明すると長くなるので触れません。最低限のポイントは以下のようになります。
加入資格:日本在住の20歳以上60歳未満であれば原則加入可能
毎月積立金額:会社員、アルバイト、主婦(夫)最低5,000円から上限23,000円、自営業者上限68,000
※職業、企業年金の種類により積立上限金額が違います。
私のセミリタイア生活計画での活用は出来るのか?
セミリタイア生活が失敗する理由のひとつに収入が途絶える、という事があります。特に60歳以上になって収入が激減したり体を壊して働けなくなったりしたら、復活するのは厳しいことは想像できます。普通の会社員生活をしていても老後は不安です。セミリタイア生活の老後も全く同じです。
そこで頼りになるのは年金になります。生きている限り支給される年金はやはり魅力的な金融商品です。日本は皆保険制度ですので必ず年金制度には入らなくてはいけません。
長生きリスクを考えたら年金は多く貰える対策は取るのが合理的です。セミリタイア生活でイデコ(iDeCo)活用するメリットはあるのか?
イデコ(iDeCo)のメリットは以下の3つです。
1.積立金すべて所得控除される。結果、所得税・住民税が節約できます
2.運用益が非課税になる。
3.受け取る時公的年金控除、退職所得控除が受けられる
4.積立金は休止、再開はいつでも可能。また毎年1月~12月までの間に1回だけ変更可能。
セミリタイア生活でのイデコ(iDeCo)のデメリットは何?
ではデメリットもみてみます。
1.60歳まで運用中の試算は引き出せない。
2.口座開設、維持に手数料が発生する。
初期費用で2,777円。口座管理手数料で167円。
特に心配なのは60歳まで引き出せないことです。そのため余裕資金で必ず積立てられるか考えておく必要があります。最悪は積立の休止も出来ます。
セミリタイア生活でのイデコ(iDeCo)の商品ラインナップは何を選ぶか?
私のセミリタイア計画では、労働収入(アルバイト)で月10万円とスワップ金利収入で月10万円を目標にしています。アルバト先で社会保険に加入します。
その計画でいけばイデコ(iDeCo)は全額、先進国外国株式で運用します。理由は資産の分散です。
アルバイト収入→日本円の資産を増やす
スワップ金利収入→新興国通貨の資産を増やす
イデコ(iDeCo)→外国先進国株式の資産を増やす
イデコの商品ラインナップで外国株式はもっとハイリスク・ハイリターンになります。しかし私の資産配分では株式がありません。株式市場に投資するならやはり外国先進国株式が最も期待できます。←これはあくまで個人の判断です。
外国株式の運用成績は期待できるのか?
現在私は、会社員です。会社では企業型確定拠出年金を導入しています。私の運用商品は当然「先進国外国株式100%」で運用しています。
結果は大きく運用益が出ています。今後も資本主義が続き世界経済は浮き沈みしながら長期的には拡大していく と予測するならば運用先は先進国外国株式100%で間違いないです。
というか先進国外国株式が終わる時は資本主義が崩壊する時です。資本主義が終わる時は何に投資していても一緒です。資本主義の未来を信じるならば先進国外国株式を資産の一部に組み込むことは合理的です。また入れておくべきでしょう。
私的結論:セミリタイア後はイデコ(iDeCo)に加入して年金支給額を上げる!
日本の年金制度に対して懐疑的に見る人はたくさんいます。年金を払ってもその分貰えないという意見です。
しかし将来医療が発達して長生きリスクがある以上、生きているかぎり支給される年金制度は最大限利用すべき!
というのが私の考えです。
結局はセミリタイア生活でも会社員生活でも老後対策は「お金」に行き着くのです。そしてお金を増やすなら無税で運用できるほうがいいに決まっているという当たり前のお話しになります。
うーん! いきつくところ老後対策はお金だよね。生きている限り支給される公的年金は最強の金融商品だよ(笑)
凜(Rin)
はい! 並行して少ない生活費でも高い満足度を得られる生活スタイルを確立するのが大切だよ。
佑菜(Yuna)
そうだねぇ。 老後のすべてのリスクに保険をかけるのは不可能です。老後の問題の多くはお金で解決できるという事実もあります。それが冷酷な事実です。
侑(Yuu)