トルコリラショックのまとめ！トルコショックでリラを新規追加購入した侑の考え方？

2018年8月17日

WRITER

この記事を書いている人 - WRITER -

FXスワップ運用とスキャルピングをやっています。スキャルピングはFX初心者には難しい？と言われます。ですが、やり方しだいでは「ここまで出来る」という事を証明する！！←予定。最終目標はFXで月10万円の収入をコンスタントに稼ぐスキルを身に着けセミリタイアする事。どうかよろしくお願いいたします。(*- -)(*_ _)ペコリ

詳しいプロフィールはこちら

いろいろ考えた結果トルコリラショックの対応は損切ではなく、追加の買いロングで積立て継続です！！

侑（Yuu）

はい！マジで！一度は損切の様子見みも考えたじゃん！！　どうしたの？　おかしくなっちゃった？？

佑菜（Yuna）

そうだねぇ。ちゃんと考えたよ。スワップポイント複利積立運用の隠れたもう一つの投資戦略・ルールを実行することにしたんだよ！

侑（Yuu）

うーん。侑にしてはめずらしく積極的だね（笑）！じゃぁ短期トレンドフォロー派の私は売りショートで短期トレードしようかな？（笑笑）

凜（Rin）

トルコリラショックのまとめ　2018年８月10日（金）20％の急落

俗に言うトルコリラショックから１週間が経過しました。トルコリラスワップポイン複利積立運用している立場として、一度トルコリラショックをまとめてみました。

2018年８月10日トルコリラの為替レートの推移

・トルコリラ為替レートの推移（2018年８月10日）です。

画像で言えば一番右側のローソク足が８月10日になります。

始値：19.957円
終値：17.199円
最高値：20.021円
最安値：13.908円
変動幅：6.113円
変動率：▲30.63％

変動幅は▲30.63％です。１日でトルコリラの価値が３割減ったことになります。アメリカドルなら110円から77円になるイメージです。

・トルコリラショックの原因を分析

背景としてトルコ共和国は、2018年より大幅な為替レートの下落が続いていました。慢性的な経常赤字、高いインフレ率に対してトルコ中央銀行が政策金利の引き上げに躊躇していた事が原因です。利上げを躊躇していた理由はエルドアン大統領のトルコ中央銀行への利下げ圧力があると言われています。これによりトルコ中央銀行の独立性の信任が揺らいでいました。

そこに８月10日（金）
・トルコとアメリカ対立激化⇒のトルコ国内で軟禁中の米国人牧師問題によりトルコ、アメリカ両方とも経済報復の応酬。関税の引き上げの報復合戦の様相に発展。
・欧州中銀（ECB）が欧州の銀行が抱えるトルコ債権の大きさを懸念を発表。

そして、トルコリラショックが発生しました。

トルコリラショック後の１週間のまとめ　13日から16日まで

大混乱の８月10日（金）から土日曜日の休みを挟んで13日（月）から16日（木）までの為替レートはどう推移したのでしょうか？

・トルコリラショック後の為替レートの推移

為替レートは４日後現在まで上昇で値をもどしています。４日間におきた事象は以下のようなことが発生しました。

各国の政治対応、トルコの金融政策対応

・カタールの経済支援表明　150億ドル（約１兆７千億円）の直接投資を実施。
・ドイツのメンケル首相と15日電話会談で、トルコ経済の混乱収束に向けて協力する意向、エルドアン大統領の訪独で合意。メンケル首相は「トルコ経済の不安定化で得をするものはいない」とコメント
・フランスのマクロン大統領と電話会談で、フランスとの貿易拡大の方針で一致。経済担当閣僚級の会談を早期に実施することで合意
・トルコのイスタンブールの裁判所は、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル・トルコ支部の理事長の釈放を命令
・15日はスパイ容疑で拘束のギリシャ兵２人が釈放され帰国。トルコ裁判所はアメリカ牧師の釈放請求は棄却
・16日トルコはIMFへ支援要請を検討している兆候はないとIMF報道官
・トルコ中央銀行が政策金利17.75％よりも割高な金利で市中銀行に資金供給⇒実質的な利上げで20％超えの水準