トルコリラの為替レートの推移
トルコリラを長期でスワップ狙いで保有しょうとするなら知っておくことは何だと思う?
侑(Yuu)
過去の為替レートの高値と安値ぐらいは知らないといけないんじゃない!
佑菜(Yuna)
そうだね。それにプラス年間の変動幅と変動率を知ることで未来をあるていど予測することはできす!調べてみたよ!
侑(Yuu)
トルコリラの為替レートの推移
過去2007年から2017年のトルコリラの始値・高値・安値・終値・変動幅・変動率
年 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 変動幅 | 変動率 |
2007 | 84.62 | 99.67 | 78.39 | 95.47 | 21.28 | 25.15 |
2008 | 95.45 | 95.76 | 52.65 | 58.84 | 43.11 | 45.17 |
2009 | 58.86 | 66.80 | 52.30 | 62.06 | 14.50 | 24.63 |
2010 | 62.07 | 63.94 | 52.29 | 52.56 | 11.65 | 18.77 |
2011 | 52.66 | 56.87 | 40.28 | 40.70 | 16.59 | 31.50 |
2012 | 40.88 | 48.72 | 40.51 | 48.60 | 8.21 | 20.08 |
2013 | 48.65 | 56.62 | 46.87 | 48.93 | 9.75 | 20.04 |
2014 | 48.95 | 53.98 | 42.88 | 51.32 | 11.10 | 22.68 |
2015 | 51.33 | 52.18 | 38.80 | 41.16 | 13.38 | 26.07 |
2016 | 41.28 | 41.28 | 30.61 | 33.12 | 10.67 | 25.85 |
2017 | 33.10 | 33.21 | 27.98 | 29.64 | 5.23 | 15.80 |
トルコは近年高い経済成長率を遂げ、現在G20の一員です。ですが現在も財政赤字の恒常化、高いインフレ率により過去はその度に景気後退に陥りました。2001年の経済危機では、IMF(国際通貨基金)主導の構造改革が行われ2002年以降は経済が回復・安定し高い経済成長率を遂げるにいたった経緯があります。
トルコは長年の高インフレを打開するために2005年1月デノミ(通貨切り下げ)を実施し、新トルコリラ(YTL)を発行します。その後2009年1月に通貨の名称を戻しトルコリラ(TL)にし、現在に至ります。
トルコ円最安値2018年5月に25.41を記録! その原因は?
追加更新です。2018年3月23日、最安値25.84をつけました!
侑(Yuu)
追加更新です。2018年5月4日、最安値25.41をつけました!
侑(Yuu)
追加更新です。2018年5月23日、最安値22.16をつけました!
侑(Yuu)
2つの原因と言われております。
原因1:アメリカの金利上昇予測の懸念
アメリカの金利上昇がなぜトルコリラに影響するのでしょうか?アメリカは低金利だったためドルや米国債を買ってもあまり儲かりませんでした。そのため企業や投資機関は多少のリスクを取っても金利の高い新興国の通貨や国債に投資をしていました。それが新興国の経済成長にもつながっていました。
しかしアメリカが金利が高くなるならば、わざわざリスクの高い新興国へ投資するよりドルや米国債を買う方がいいよ、ということです。
その中で2018年2月、アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長が「景気の見通しは強まっている」の発言でトルコリラは売られました。
※FRB(連邦制度理事会)とは中央銀行です。日本で言えば日本銀行(日銀)にあたります。政策金利を決めます。
原因2:トランプ大統領の政策
2018年3月にはアメリカのトランプ大統領が保護主義的な政策「鉄鋼とアルミニウムの高い関税をかける」と発言。
世界貿易が縮小し世界経済が停滞するのでは?との懸念から安全な資産「円」を買う円高に為替は振れました。トルコリラもその円高の影響を受けます。
しかしこの関税政策に反対していたアメリカ大統領経済顧問トップのコーン米国家経済会議(NEC)委員長が辞任するなど混乱が広がっています。EU、中国、日本の政府は反対しており世界経済にも影響を与えています。
調べてみるとトルコリラは歴史的安値で推移しています。かつまだ安値を更新する可能性もあることが解ります!
侑(Yuu)