2023年にはトルコリラは暴騰する!ローザンヌ条約の密約の存在!?
2023年になればトルコリラは暴騰しないかなぁ。2023年まちどうしなぁ?
侑(Yuu)
はい!? 2023年がトルコリラの為替レートと関係あるの?。
佑菜(Yuna)
うーん。 さてはローザンヌ条約の話かい? さてさてどうなるだろうねぇ。 でもトルコリラに投資している人なら興味はあるだろうね(笑)。
凜(Rin)
そもそもローザンヌ条約とは?
ローザンヌ条約の概要は以下のとおりです。
概要:1920年に第一次世界大戦以来、元オスマン帝国と連合国(フランス、イギリス、イタリア、日本、ギリシャ、ルーマニア)の戦争を終結させた条約です。
内容:条約で定めたトルコ国境に基づきトルコ共和国の主権を認める代わりに、それ以外の元オスマン帝国領を放棄した。
世界史の授業でも軽く触ったような気がします。ここでは、この約100前のローザンヌ条約がトルコリラのスワップ投資に何か関係あるの?と思われるかもしれません。しかしこのローザンヌ条約は現代のトルコ経済に大きな影響をおよぼしています。
実はこのローザンヌ条約には、密約があったと言われています。それは
「今後100年間はトルコは地下資源の開発。採掘はしない」という密約です。
密約と言っていますが2012年には既に明らかになっています。
そう考えれば、トルコは中東沿岸、黒海沿岸という石油産出地域なのに石油開発をしていない印象があります。石油は輸入に頼っておりこれが貿易赤字の大きな要因になっています。石油価格が上がればトルコの貿易赤字は拡大し石油価格が下がれば貿易赤字が下がるという関係です。
この密約が存在理由として、何故かトルコでは原油、天然ガスの地下資源は大規模な発見はされていません。
トルコ共和国の地下資源の埋蔵量
それではトルコ共和国の地下資源はどのぐらい眠っているのでしょうか?
2018年5月トルコ石油公社のウイサル総裁は
「黒海周辺の埋蔵量が石油は100億バレル、天然ガスは1兆5千億立方メートルになる」と述べています。また東部のイラン国境にも石油の埋蔵が確認されています。
これにより2023年から40年分の国内消費量を賄うことが出来る量です。
トルコで今後、大規模な油田が開発されれば、石油輸出国になるかもしれません。ですがいきなり世界トップ10位に入る量ではありません。ちなみに埋蔵量世界1位はベネズエラの3008億バレルです。もしトルコが石油100億バレルとするならばメキシコとほぼ同じです。世界18位ぐらいになります。近年のシェールガス革命に代表される石油抽出方法の技術革新によっても今後も石油埋蔵量は変化するでしょう。
2023年にはトルコリラは暴騰する!
あまりバラ色の未来予測をするのは好きではありません。ですが、世界18位レベルで石油が産出できるという事実は経済にとっては間違いなくプラスに働きます。小さいところでは雇用も石油会社も生まれるでしょうし、多きく言えば輸出で外貨を稼ぐことも出来ます。
ここで話をもどすと、トルコリラの為替レートはトルコの貿易収支の結果に大きく動かされます。貿易赤字はトルコリラの下落に働きます。すくなくともトルコの石油産出はトルコリラ為替レートの下支えには働くのが私の予想です。
はい! なるほどねぇ。 石油の産出だけで豊かな国はたくさんあるからねぇ。石油産出できるかどうかは国にとっては重要課題だよね。
佑菜(Yuna)
そうだねぇ。 石油は有るか無いかと言われれば有ればいい方が経済には間違いなくプラスなことは言えると思うよ(笑)。
侑(Yuu)
うーん。 でも本当に2023年にトルコの石油がどうなるか見ものだよね。(笑)
凜(Rin)
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