【FXのスワップ投資はレバレッジ2倍なら安全神話】に騙されている人達へ!
はい!レバレツジ1倍でメキシコペソ投資している佑菜です。メキシコペソの為替レートも上がってきたし、すこしペソを買い増ししようかしら?
佑菜(Yuna)
・・・・・そうだねぇ。私はあまり賛成しないね。追加資金なしではレバレツジが上がるし、スワップポイント投資は何度も言うけど長期間の時間を見方にした投資方法だよ。当初の投資ルールを守るべきだよ!
侑(Yuu)
FXをはじめる時、レバレッジ2倍なら安全と勘違いしていませんか?
私もそう思っていました。というお話しです。普通に考えればレバレツジ2倍ですと単純計算で為替レートが半分にまで下落しなければロスカットはされません。普段よくニュースで目にする外国の通貨に米ドルやユーロがあります。米ドルやユーロを見ているとFXに興味が無い人でも為替つて値動きはあまりしないんだなぁ、というのが普通の感想です。
FXの初心者の地獄への道はレバレツジを上げることから始まる
私が初めてFXでトルコリラを買った時も、レバレツジ2倍以上で取引しました。購入量は1日貰えるスワップポイントから逆算して購入量を決めていました。過去の為替レートの推移も調べもしませんでした。黒歴史です。
▼参考記事
→トルコリラで大損したからわかった事!FXスワップ派はレバレッジ1倍で決まり!
レバレツジ2倍なら安全神話はなぜ生まれたのか?その理由
為替レートが半分の半値まで下落することはないという勘違いが、常識、思い込みになっている。のがその理由の一つです。そう思い込むのはFXをはじめる人は、ほとんどは外国為替はニュースで流れる米ドルかユーロのイメージが強いからです。
先進国通貨と新興国通貨は住む世界が違う生き物
米ドルやユーロと同じ値動きのイメージで新興国の通貨を買うスワップポイント投資をするのが悲劇のはじまりです。先進国通貨は大きなゾウやキリンみたいなものです。動くときはゆつくり動きます。1日の行動範囲も限られます。新興国通貨はねずみです。動きが早くすぐどこかにすぐ逃げてしまいます。
感覚で判断するより数字で判断することの重要性
一年後にはトルコリラを代表とする新興国通貨の為替レートが半分になることはありません。リーマンショックの起こった2008年のトルコリラの為替レートの変動率は45.17%でした。この事実から、リーマンショックでも半分にならないのならやっぱりレバレッジ2倍で大丈夫じゃん!!と思われるかもしれません。
しかし2010年には変動率31.5%の下落を記録しトルコリラは2009年の半値以下になってしまいました。
1年で20%の下落が3年続けば3年以内に半値になりレバレッジ2倍ではロスカットされるのです。厳密にいえばスワップポイント収入で証拠金は補填されますのでロスカットのタイミングはだれにもわかりません。
▼参考記事
→トルコリラの為替レートの推移
まとめ:FXのスワップポイントの金利だけでも十分なリターンを得られる
スワップポイント狙いの投資は時間を見方につける長期の投資です。時間を見方にし複利で積み立てていけば負けはしないのです。ただし儲ける事もでいないかもしれません。投資ですから早く儲けようと思うのは当然です。しかし冷静に考えればスワップポイント狙いのレバレツジ1倍での積立でも充分なリターンは得られます。ムリしてリスクを取る必要はないのです。
▼参考記事
→FXスワップポイントの複利積立運用!これが最強の理由を語ろうか!
・・・・・・・はい!まぁもう少しで7月だからメキシコペソを買うのは当初のルールどおり待つかな!
佑菜(Yuna)
そうだねぇ。好事魔多しというからね!
侑(Yuu)