2018/04/14

毎年定量のトルコリラをFXで積立たらどうなるか検証してみた!

 

この記事を書いている人 - WRITER -

ねぇ!トルコリラ円のスワップ金利狙いの投資の王道はやっぱり無理のない範囲でトルコリラを買って積み立てることかなぁ?

佑菜(Yuna)

そうだねぇ。貯金と一緒で長期に時間を分散して積み立てていけば、いつかはスワップポイントだけで生活できるようになるかな?ちょっと詳しく検証してみようか!

侑(Yuu)

トルコリラの見通しを考えず、トルコリラを買い続ける。

トルコリラの将来の見通しを考えない投資方法では、レバレッジを抑えることが大切です。コツコツとトルコリラを目標量まで時間を分散して買う投資方法は、ロスカットされ、資金の大半を失うことは絶対に避けなければなりません。時間さえかければ必ず目標量のトルコリラを保有することが出来る貯蓄的な投資方法です。

では過去のトルコリラの為替レートから検証してみようと思います。

トルコリラ投資法:「積立投資法」

「積立投資法」の運用ルール
毎年1月1日にトルコリラをレバレッジ1倍でその時の為替レートで1万トルコリラを購入し、保有し続ける。

メリット
・相場の見通しを考えなくてもよい。
・買いで入ることでスワップポイント収入がある。
・自然と投資元本が積みあがる。
・レバレツジ1倍でロスカットの心配がない。
・毎年、定量を購入するので、目標とするトルコリラ保有量を達成するまでの期間を計算できる
デメリツト
・短期で大きく儲けることが出来ない。目標保有高まで時間がかかる。
・レバレッジを掛けない分、資金効率が悪い。

検証の前提条件
1.トルコリラ1万通貨のスワップポイントを1日90円に設定
.取引単位は1000通貨単位
3.検証期間は2007年1月1日から2017年12月31日
では計算してみましょう!

計算1:1月1日の始値でレバレッジ1倍で1万トルコリラの購入。その為の必要投資金額を計算。

始値 必要資金額
2007  84.62 846,200
2008  95.45 954,500
2009  58.86 588,600
2010  62.07 620,700
2011  52.66 526,600
2012  40.88 408,800
2013  48.65 486,500
2014  48.95 489,500
2015  51.33 513,300
2016  41.28 412,800
2017  33.10 331,000

計算2:2017年12月31日の終値からトルコリラの年度別のポジションの為替損益を計算

ポジション 終了値 為替損益
2007 29.64 ▲549,800
2008 ▲658,100
2009 ▲292,200
2010 ▲324,300
2011 ▲230,200
2012 ▲112,400
2013 ▲190,100
2014 ▲193,100
2015 ▲216,900
2016 ▲116,400
2017   ▲34,600

計算3:2017年3月31日までの年度別ポジション保有期間とスワップポイント金額

 ポジション
保有期間
スワップ
ポイント
2007  11年 361,350
2008  10年 328,500
2009  9年 295,650
2010  8年 262,800
2011  7年 229,950
2012  6年 197,100
2013  5年 164,250
2014  4年 131,400
2015  3年 98,550
2016  2年 65,700
2017  1年 32,850

計算4:為替差損とスワップポイント益を足して、その年の合計損益を計算

ポジション 合計利益
2007  ▲188,450
2008  ▲329,600
2009       3,450
2010  ▲61,500
2011        ▲250
2012      84,700
2013   ▲25,850
2014   ▲61,700
2015 ▲118,350
2016   ▲50,700
2017   ▲1,750

投資結果判定:「積立投資法」

2007年から2017年の11年間のトルコリラの為替レートから検証してみると、2勝9敗という結果です。11年間の累計損益は▲750,000ちょうどでした。トルコリラの累計購入高は11万トルコリラになります。11万トルコリラの1日のスワップポイントは1万トルコリラあたり90円と仮定すると990円になります。1か月30日で29,700円です。
11年間の総投資額は6,188,500円になります。総投資額に対して12.1%の損失です。
まとまめますと
・総投資額(入金額・購入額):  6,178,500円
・トルコリラ保有数         :110,000トルコリラ
・為替差益              :▲2,918,100円
・スワップ益                :    2,168,100円
・為替差益+スワップ益     :  ▲750,000円

最大損失を出したのは世界的金融危機のリーマンショックが発生した2008年で約33万円でした。反対に最高利益は2012年の約8万5千円です。

トルコリラ積立投資法の可能性を考える

検証結果はマイナスの結果におわりました。しかし「トルコリラ積立投資法」に可能性はないのでしょうか?
損益の計算をしますと、為替差損が大きく利益の足を引っ張っております。為替差損さえ抑えることが出来れば積立投資法は利益を計上出来ると言えます。
結果論ですが検証期間の2007年から2017年はトルコリラの下落トレンド相場でした。そこから言えることは、
上昇トレンド相場、レンジトレンド相場では利益を出せる可能性があります。

それなら2018年から先ほどの検証ルールでトルコリラ積立投資を初めて、為替レートは毎年3円下落した場合、10年後はどうなるのでしょうか?

この検証のポイントはトルコリラが27.98円からスタートすることです。27.98円は2018年の始値の実績値です。つまり下落幅は最大27円まで計算します。
つまり下落しても27円しか動かないボックス相場ということです。

ルール、前提条件は先ほどの検証と同じです。違うのはスタートするトルコリラの為替レート為替レートが毎年3円下落するという仮定です。
では計算してみましょう!

2018年開始トルコリラ積立投資法

計算1:1万トルコリラの購入必要金額

始値 必要資金額
2018  27.98 279,800
2019  24.98 249,800
2020  21.98 219,800
2021  18.98 189,800
2022  15.98 159,800
2023  12.98 129,800
2024   9.98  99,800
2025   6.98  69,800
2026   3.98  39,800
2027   0.98    9,800

計算2:2027年の終値からトルコリラの年度別のポジションの為替損益を計算

ポジション 終了値 為替損益
2018 0.98 ▲270,000
2019 ▲240,000
2020 ▲210,000
2021 ▲180,000
2022 ▲150,000
2023 ▲120,000
2024   ▲90,000
2025   ▲60,000
2026   ▲30,000
2027※            0※

※2027年のポジション損益は始値0.98円が2027年の終値と変わらなかったとして計算。1円を下回った為。

計算3:年度別ポジション保有期間とスワップポイント金額

 ポジション
保有期間
スワップ
ポイント
2018  10年 328,500
2019  9年 295,650
2020  8年 262,800
2021  7年 229,950
2022  6年 197,100
2023  5年 164,250
2024  4年 131,400
2025  3年 98,550
2026  2年 65,700
2027  1年 32,850

 

「2018年開始トルコリラ積立投資法」の検証をまとめ

ここで2018年開始トルコリラ積立投資法の損益詳細をまとめてみました。
・総投資額(入金額・購入額):  1,228,800円
・トルコリラ保有数         :100,000トルコリラ
・為替差益              :▲1,170,000円
・スワップ益                :    1,806,750円
・為替差益+スワップ益     :     636,750円

この検証からは27円も下落しましたが、その為替差損をスワップポイント収入が補っています。総投資額もトルコリラが安くなっている為、前回の検証より少なくてすむことが解ります。

現実にはトルコリラが1円まで落ちる事はないでしょう。絶対は投資の世界にはありませんが、トルコ共和国は経済的にはGDP世界17位、OECD(経済協力開発機構)の加盟国です。軍事的にはNATO(北大西洋条約機構)に加盟しています。そのような国の通貨が現実に1円になる事を心配するのはさすがにムリがあると考えます。

ポイント

2018年トルコリラ積立投資法のポイント

・トルコリラが安くなっている為、投資額が少なくてすむ
・トルコリラが30円を切っているため、今後の最大下落幅を想定して積立てられる

 

ここにトルコリラ積立投資法の可能性があります

 

トルコリラを毎年定量積立てたらどうなるかを過去の為替レートから検証、今後の為替レートからトルコリラ積立投資法の可能性を考えてみました。

侑(Yuu)

今回の記事の関連データ(クリツクすると別記事が開きます)
トルコの政治、歴史について
トルコの名目GDP推移、実質GDP推移、世界のGDPランキング、経済成長率について
トルコの貿易収支、対GDP比について
トルコ共和国の格付けの推移について

 

この記事を書いている人 - WRITER -
 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です