ＦＸのスワップポイント投資で南アフリカランドは必要ない！２つの理由！

2018年6月5日

2019年8月13日

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YuuMUTSUKI

　

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YuuMUTSUKI

FXスワップ運用とスキャルピングをやっています。スキャルピングはFX初心者には難しい？と言われます。ですが、やり方しだいでは「ここまで出来る」という事を証明する！！←予定。 最終目標はFXで月10万円の収入をコンスタントに稼ぐスキルを身に着けセミリタイアする事。どうかよろしくお願いいたします。(*- -)(*_ _)ペコリ

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ＦＸでスワップポイント投資の高金利通貨と言えば何が思いうかぶでしょうか？ＦＸに興味のある人、経験者さんなら「南アフリカランド・トルコリラ・メキシコペソ」とおそらく返事があるでしょう。今回はスワップポイント投資で「南アフリカランド」は投資する必要がないというお話しです。言い換えればスワップポイント投資はトルコリラとメキシコペソで十分ということを説明いたします。

まずはスワップポイント投資の定義から

そもそもスワップポイント投資とは、ＦＸで低金利の通貨を売り高金利の通貨を買い、その金利差（スワップポイント）をメインとした収益を目指す投資方法です。俗にいわれるキャリートレードとも言われる手法の一つです。

このサイトでも実践・紹介しているスワップポイント投資は以下のようになります。
スワップポイント収入を目的にレバレッジ１倍で毎月ドルコスト平均法で高金利通貨を購入する。

高金利通貨（南アフリカランド・トルコリラ・メキシコペソ）のスワップポイントの比較

スワップポイント投資を実行するには高金利の通貨（国）が必要です。もうすこし言えばＦＸ会社で扱っている通貨でなければ投資できません。その条件を満たすのが、南アフリカランド・トルコリラ・メキシコペソの３つの通貨です。それでは３つの通貨のスワップポイントを代表的なＦＸ会社別に調べてみましょう。ＦＸ会社は高金利通貨に力を入れている、スワップポイントが高い会社を選びました。

以下の数字は2018年６月１日、10,000通貨単位になります。（）の中はＦＸサービス名です。

・トレイダーズ証券（みんなのＦＸ）

・ＦＸプライムｂｙＧＭＯ（選べる外貨）

・マネーパートナーズ（パートナーズＦＸ）

・ＧＭＯクリツク証券（ＦＸネオ）

・GMOクリツク証券（くりつく３６５）

こうして比べてみるとＦＸ会社の特徴がよく解ります。通貨別にスワップポイントの一番を選び出してみます。
・南アフリカランド１位・・・１７円（マネーパートナーズ）
・トルコリラ１位・・・・・・・・１０２円（トレイダーズ証券）
・メキシコペソ１位・・・・・・１５円（ＦＸプライムｂｙＧＭＯ）

10,000通貨当たりのスワップポイントはトルコリラがダントツで一番です。それならスワップポイント投資するならトルコリラの一択ではないの？と思われるかもしれません。しかし投資金額から考えると別の数字（もう一つのスワップポイント）が見えてきます。次にその話しをします。

理由１：投資金額から逆算するとスワップポイントはいくらになるのか？

投資する人には必ず投資する金額の上限があります。投資する金額を有効に使うことが大切です。では月30,000円を投資に回し積立投資をしようとすればどうなるのでしょうか？みてみましょう。
計算した為替レートは２０１８年６月1日の終値です。

南アフリカランド
・投資金額３万円で得られる１日のスワップポイントは５円
・計算方法を以下の載せておきます。
為替レート8.636で30,000円で購入する。3,473ランド購入できます。1,000通貨単位で購入ですので3.000ランドです。
スワップポイントが１万ランド１７円とするならば、3,000ランドのスワップポイントは5.1円になり四捨五入で５円です。

トルコリラ
・投資金額３万円で得られる１日のスワップポイントは10円
・計算方法を以下の載せておきます。
為替レート23.555で30,000円で購入する。1,273リラ購入できます。1,000通貨単位で購入ですので1,000リラです。
スワップポイントが１万リラ１０２円とするならば、1,000リラのスワップポイントは10.2円になり四捨五入で10円です。

メキシコペソ
・投資金額３万円で得られる１日のスワップポイントは８円
・計算方法を以下の載せておきます。
為替レート5.499で30,000円で購入する。5,455ペソ購入できます。1,000通貨単位で購入ですので5,000ペソです。
スワップポイントが１万ペソ１５円とするならば、5,000ペソのスワップポイントは7.5円になり四捨五入で８円です。

投資金額からみたスワップポイントの順位は以下のとおりです。
・南アフリカランド・・・３位（５円）
・トルコリラ・・・・・・・・1位（10円）
・メキシコペソ・・・・・・２位（８円）

最後に長期の投資というのはリスクが高い（＝将来に対する不確実性）ものです。明日の天気は予測できても１０年後の天気が予測できないのと同じです。世界は何がおこるのか誰にもわかりません。それならば長期間の保有を前提とするスワップポイント投資はどんな対策があるのでしょうか？次にそれを考えてみます。

理由２：世界各国に投資先は分散しておく方が良いという当たり前の話し。

ここでは分散投資の効用を詳しくはのべませんが、リスクをおさえた長期投資をしなければならないスワップポイント投資では、なるべく逆の値動きをする通貨に投資先を分散するのが理想です。しかし現実の世界ではリーマンショックでも見られたように一方的な円高・円安に全通貨動きます。そうなればどの通貨に分散しても同じです。ですがそれでも投資先を分散することでリスク（＝将来の不確実性）がすこしでも減る可能性があるなら投資先の分散には価値はあると考えます。

地理的な逆相関

地理とスワップポイント投資に関係はありません。しかしトルコでテロがあっても同時にメキシコ・南アフリカはないでしょう。そういう意味です。

宗教的な逆相関

宗教がスワップポイント投資に関係あるの？と言われれば関係ないです。ここではなるべく違う投資先という意味です。10年後はイスラム教国家がまとまって連邦国家が出来ているかも？ＳＦの見すぎカナ。

政治的な逆相関

政治体制も将来のことはわかりませんが、なるべく民主的な国、中央銀行の独立性を守る政治体制の国がスワップポイント投資先にはふさわしいです。新興国では政治的なリスクが先進国より多くあります。

格付けに対する分散

大手格付け会社２社の２０１８年６月１日時点での、一番高い格付けを掲載しました。格付けに関しては高いほうがスワップポイント投資先にはいいに決まっています。
格付けに関して詳しく述べた記事はこちら→南アフリカ・トルコリラ・メキシコの格付け詳細

アメリカ経済の結びつきに対する分散効果

現実には為替レートの世界ではアメリカドルを中心に回っています。アメリカ経済が世界経済の中心ですので当然です。
・トルコの詳細な国家データはこちら→トルコ情報
・メキシコの詳細な国家データはこちら→メキシコ情報

スワップポイント投資での南アフリカランドの活用方法

ここまでお読みいただいてありがとうございます。それでは南アフリカランドには何も価値がないのでしょうか？実は南アフリカランドには一つの投資方法があります。それはスワップポイントと為替差益を狙う投資方法です。

つまり為替差益を狙いたいのなら南アフリカランドもあり？ということです。

南アフリカランドの為替レートは史上最安値を脱し上昇へ転じています。トルコリラ、メキシコペソが史上最安値近辺でいることとは対照的です。トルコリラ、メキシコペソと比較して為替差益を狙う投資ならアリかもしれません。

まとめ

スワップポイント投資でトルコリラとメキシコペソの２つの通貨に投資するならば以下の理由で南アフリカランドには投資する必要はありません。

ということを考えれば、以上の事からスワップポイント投資では、トルコリラとメキシコペソで十分とういうのが結論です。